チャットストーリー 68作目を更新しました!
ノコは縁起物が大好きだ。その一つが福袋である。
福袋――多い街では一日に数万個の福袋を販売するという。サービス精神で詰めるお店、残り物を詰めるお店、ネタに走るお店。江戸時代を起源に福袋の販売が始まって以来、新年の恒例行事となった商形態。込められたのは福かゴミか、希望か絶望か。
ちかのこ〜福袋2019〜
あとがき的なもの
正直言って、私は福袋が好きです。わかってるんです、欲しいものを定価で買った方がいいことは。でも何とも言えないワクワク感があるのです。
それで買った後も、自分が買った福袋こそいいものが入っていたと思い込みたいんです。授かり効果なんです。普通に買うより1.4倍くらい良く見えるのです。決して無駄じゃないんです。
ちなみに食品でいうとカルディの福袋とか、普段の私なら絶対に買わないような思いも寄らない嗜好のものが入ってたりして、新しい扉を開けてくれるきっかけになったりするから決して無駄じゃありません。
自分の世界を広げてくれるのが福袋。うん、きっとそう。そういうことにしましょう。だから来年も福袋買っても……いいよね!
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