らぐほのえりか
数いる『温泉むすめ』の中でも、この子は私が原案なので誕生日には何か描いてあげたいなーって思っていました。
「高山温泉」の場所は岐阜県高山市です。
ご存じの方も多いかと思いますが、『氷菓』という作品の舞台でもあります。
『温泉むすめ』のお仕事にたずさわる前、もっと言えば商業デビューする前、こちらの町にお邪魔して色々なことを教えてもらいました。ふと考えてみると、『温泉むすめ』のご依頼をお受けする際にこの町で学んだことを生かしていることに気がつきました。
たとえば私は着物をはじめとした和装を描くのが大好きですが、
高山の呉服店で着物のことを色々教えてもらいました。※私の浴衣は高山で仕立ててもらいました。
『氷菓』の作中で登場した「生きびな祭り」の見学では町の方から歴史を学び、町の歴史に対する敬意を覚えました。
そして「生きびな祭り」で偶然お会いしたクリエーターの方から創作のなんたるか、を教えてもらいました。※コロナ禍の影響を受け「生きびな祭り」は中止になってしまったとお聞きしました。残念です……。
他にも高山市図書館「煥章館」で建築に興味を持ったり、古い街並みのカフェ「喫茶去かつて」さんでカフェの魅力に目覚めたり。(「あまがさね」というパフェが私のおすすめです。)
あの頃、心ある方々から色々な文化を教えてもらって現在の私があるのだろう、と今日はふと思いました。もちろんそれは高山で出会った方だけじゃないんですけど、間違いなくルーツのひとつだと思ったのでブログにしました。
とても良いところですので、皆さんも落ち着いたらぜひ。私も落ち着いたらまたお邪魔したいと思いました。
「高山匠美」ちゃんお誕生日おめでとう!
らぐほのえりかでした。